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Image 中途・キャリア向けインタビュー
リオネグループ
代表 岡野健一氏
インタビュー キャリア採用に対する考え方を教えてください
井上:
キャリア採用についてどのような考えをお持ちですか?
岡野:
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私の考えるところ、何らかの理由があって転職するわけじゃないですか。
例えば、会社に夢が無い、成長しないんじゃないか、今与えられているポジションがあまり好きではない、給与が良くない、人間関係がうまくいっていないなど。
しかし、私の考えでは新卒採用と違って、キャリア採用の場合、ひとりの人間として完成されているな、という感覚を持って行っています。新卒で1年間働いた人、3年間、10年間とキャリアはありますよね。
ただ、問題は中身。つまり、スキルが問題なんですよ。能力があるのかどうかというところが重要点として捉えています。仮に、新卒入社の2年目の人に部下を持ってうまく動かしてみなさいと言っても、それは難しいと思うんですね。3年目だとしても、その練習期間としてはあっても難しいでしょうね。
しかし、10年やってきた人が、部下の指導が出来ないとなると、果たして今までどんな仕事してきたんだろうなと疑問に思いますよね。
ですから、キャリア採用の場合は厳しいようですが、完成されているんだという観点で見極めていますので、新卒とは意味合いが違ってくるということですね。
井上:
つまり、即戦力が必要ということですね。
岡野:
そうですね。入ってすぐ戦力にならなければダメだというわけではなくて、会社ごとのカラーがありますから、慣れる時間は必要です。
今までのキャリアも、モノを売っていた、企画をしていた、改善してきた、創造してきたというのは全く種類が違うわけですね。それはいいんですが、適応能力がものをいうと思います。
つまり「知恵」の部分の事です。即戦力になる人はそれ自体の経験がなくても知恵がある為、適応して出来てしまうんですね。
「水は方円の器に従う」という言葉がありますが、例えば、氷をグラスに入れても合致しないですよね。
グラスは会社だとすると、氷は知識(キャリア)です。でも、水ならば氷には埋められない隙間を埋める事ができますよね。この水が「知恵」なんです。
ですから、大事なのは知恵なんです。知識があるから良いのではなくて知恵が必要なんです。
井上:
例えば、水があって氷があれば、氷は生きてきますよね。
岡野:
そうですね。水(知恵)と氷(スキル)の両方があれば最高ですけどね。
井上:
学歴・経験のハンデはありますか?
岡野:
全くありません。以前、不動産経験者をメインで採用していたんですが、未経験のアルバイトさんを採用したところ、経験者に勝ってしまったんですね。
売上げにおいても大差をつけて(笑)つまり、経験者は知識はあるんだけれども、知恵が無かったということですね。 ですから、弊社には経験・未経験や男性、女性などは一切、関係なく採用しています。
事実、この10年間25歳以下の未経験者が最も活躍してきましたから。
経験者がダメと言っている訳ではなくて、知恵があれば、年配の方でも勿論、採用します。
井上:
どんなところに着目し、どんな人材に期待しますか?
岡野:
一点だけですね。今、弊社は5年後、10年後のビジョンを現実のものにする為に頑張っています。
人数も増やしてビジネスの幅も広げるつもりです。そこで、知恵があって創造できる人材。
これがポイントになってくると思います。現状維持をするのであれば、会社がもっと大きくなってから、そういう人材を集めればいいと思っています。
しかし、今は成長する為の増員を目指していますから、一緒に考えて、創造し、会社を大きくしていける人材を求めています。
インタビュー 社内の制度について
井上:
産休・育児休暇などの制度はありますか?
岡野:
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女性に子供を生む前と後では同じ時間を費やせというのは到底、無理な話なんですよ。
例えば、自分の家族の介護をしなくてはならなくなった。これも類似すると思います。
では、弊社ではどんな取り組みをしているかというと、「定時・定額社員」というポジションを設けています。どういうものかというと、子供を生む時、またその後3年間ぐらいは、子供に対してたっぷり愛情を注がないと、子供は成長しないんです。これは人間の摂理なんですね。かといって、生活も守らなければならない。こういう人には、週4日出勤にしたり週5日出勤でも実働5〜6時間に短縮するといった、その人に合った形で社員としての籍を残せるようにしています。
勿論、給与は時間によって変わってきます。これはすでに確立していまして、実際、お子さんを育てている方、介護されている方がいます。
そして、また完全復帰できる時期がきたら正社員に戻れます。 また最近、導入し始めたのですが、光ファイバーによるTVモニターシステムによって、必ずしも出社しなければならない仕事ばかりではないので、自宅でも仕事ができるような制度を始めました。
これは、福利厚生としても、残業で子供とあまり話せないという方などの自宅にTVモニターを設置して、仕事の合間に30分でも子供の顔を見て話せるようなことにも活用できると考えています。
井上:
今、大手でも取り組み始めてはいますが、なかなか確立しているところは少ないですよね。ベンチャーでは異例ではないでしょうか?
岡野:
そうですね。結局、無理しても良い結果は出ないんですよ。
主婦は正社員と同じ時間は費やせないのは当たり前じゃないですか。でも、主婦が結果出せないとは限らないし、フル出勤すれば結果が出ると言うわけではないからね。
自分の範囲で、できる事によって輝いてくれればいいんですよ。
井上:
研修制度はありますか?
岡野:
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弊社には4つセクションがあります。
店舗・事務所・倉庫などの対法人の部署、土地貸し借りの専門の部署、賃貸住居の部署、それから売買の部署。
それぞれのセクションがありますが、メニューが違うだけで、やる事は同じだと思っているんですよ。
それぞれの部署のメンバーも4つのセクションの事を理解していなければならないと思うんです。
他社の場合は、セクションのことだけをやりなさい、という組織形態がほとんどだと思います。
それも悪くはないでしょうが、私は顧客サービスの一環として、営業担当者、弊社では「プランナー」と呼んでいますが、4つのセクションを理解してお客様の先生として正確な情報をお届けできなければならないと考えています。
そこで、希望があれば1年ごとにセクションを異動してマスターする長期研修制度もあります。
そして、最終的に自分が最も輝けるセクションを選択していただいて、頑張っていただきます。
勿論、結果が出なければ、セクション異動は難しいですが。
井上:
全部のセクションを経験するとなると4年ですか。かなり長期ですね。
岡野:
オリンピックと同じですからね(笑)キャリア採用の場合はリオネグループに骨を埋めて頂く位の感覚で頑張ってもらいたいですね。
でも、4年間携わっていただければ、本当にやりたいセクションが見つけられると思いますよ。
食わず嫌いだったセクションで輝けるかもしれませんしね。
インタビュー キャリア形成の道は?
井上:
キャリアステップはどのような段階になっているのでしょうか?
岡野:
入社時にキャリア組みと専門職組みに分かれます。組織ですから役割があります。営業で人と接するのは得意だけれども、人の上に立つのは苦手な人っていますよね。
逆に組織の上に立って色々なアイデアを出すことが得意な人もいるわけですね。
専門職は例えるなら腕の良い大工さんですよ。お客さんに喜ばれるいい家を作りたい、技術をもっと磨きたい。これは素晴らしいことなんだけれども、腕の良い大工さんが経営に向いているかというと必ずしもそうではないですよね。人間には性分というか器があるので、入社時に選択していただくことにしました。
キャリア組もいきなり上に立てるわけではありません。最初はレギュラーといって、スタッフを2名ほどかかえてもらいます。まずは、人の上に立つ経験をしてもらうということから始まります。それから、ステップを踏んで、最終的に役職者を目指してもらいます。
井上:
それは明確に方向性を決められるので、努力しやすいですよね。
岡野:
そうですね。サラリーマンはよく歯車にはなりたくないと言うんだけれども、その歯車が全体をまわしている時だってあるわけですよ。大きい歯車と小さい歯車がありますけど、小さい歯車が重要という時だってあるんですよ。
インタビュー 就職活動中の皆さんへ
井上:
最後に現在就職活動中の皆さんにメッセージはありますか?
岡野:
私も実は、何回か転職を経験しています。20代は自分探しの日々でしたしね。そして、20代前半で会社を作るという自分のやるべき事が見つかったので非常にラッキーだったと思います。
それで、自分の経験を踏まえてお伝えしたいことは、「人間は創造する為に生まれてきた」ということです。当然、弊社に入社して退職していった人もいるんですが、その人たちが何年かたって来るわけですよ。その人たちは「今、仕事が楽しいです」と言うんですね。その人たちに共通しているのが、「創造をしている」ということなんですね。私は実は、その人たちに4年も5年も前にそのことを言っているんですよ。でも、その時は理解できなかったんですね。そして、4,5年たってから「ようやくあの時の社長の言葉の意味がわかりました」と言うんですよ。
そこでこれから入社する方にいいたいこと。結果から言いますと、弊社に入ってくる時には創造をしてもらわなければ困るんです。創造ができないようなら、弊社に入ってもらってもつまらないと思います。これが、答えなんですね。
そういう人間の集まりがリオネグループという会社にしたいと思っています。是非、この事をお腹に落として、弊社に来ていただきたいな、と思っています。
では、皆さんとお会いできる日を楽しみにお待ちしております。
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